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お師匠、尾原さんの「ITビジネスの原理」に私は愛を見た


田中です。
私のお師匠、尾原さんの「ITビジネスの原理」を拝読しました。超ベストセラーになってらっしゃるようで、もうご覧になった方も大勢いらっしゃると思います。

ずっと感想を書こうと思っていたのですが遅れてしまいました。
私のビジネススキルの30%くらいはオバラさんでできているのではないかと思うくらい、お師匠として尊敬しています。
私は今まで14年くらいネットビジネスの世界にいます。この本を読みながら、昔夜な夜な尾原さんとネットビジネスの本質について語り合ったのを走馬灯のように思い出していました。
実は尾原さんとは、2001年~2003年まで一緒の会社で上司部下の関係だったのです。戦略系のコンサルティングファームというある種超エスタブリッシュな環境において、今は楽天の執行役員と、ネット広告の中でも異色な感じのするFringe81の社長が、一緒のプロジェクトをあんまり寝ないでやっていました。変な感じなのです。これはもはやファンタジーな不思議な環境でした。
その頃は私はネットは詳しいけど全然仕事できない感じ(ガッツはあったと思う)だったので、オバラさんから色んな事を伝授してもらいました。初めてのプロジェクトではもはや魔法使いレベルで仕事ができるめちゃくちゃ頭いい人だなぁ、というのが最初の印象でした。

でもすぐなんだかグッと近くなったのは、お互いインターネットをめちゃめちゃ愛していて、その可能性が人類を豊かにするよね、という共通認識だったと思います。オバラさんの本でも、最終章になるにしたがって、思考のスピードと感情の起伏度が上がっている感覚。最後はインターネットに対するこれでもかという感情の発露w オバラさんらしいなぁ、って。

コンサルタントというのはなんというのか、もう随分たったので忘れてきているのですがw、いわゆる「これってぶっちゃけ何だ?」ということを突き詰めるくらい考えまくる、というところにあると思います。そういう共通言語をベースに、ネットビジネス大好き人間という異質なファクターが組み合わさっちゃった。まぁお互い同じプロジェクトではそればっかり阿吽の呼吸でやってましたよね。
本の前半部分はまさにその頃話をしていたものがまとまっています。パソコン通信から始まり、情報やコミュニケーションの進化。ちょっと名文というくらいの文章で冷静に書かれているのですが、最終章で僕はやられました。これこそがオバラ節で、最初冷静に整理しまくっているのに、気づいたら感情の発露で「うんうん、、、うんうん、、、うんうん!!!」みたいな感じになってしまうw またやられた。オバラさんと話をしていると大抵こうなっちゃうんだよなぁw そういう最初クールなんだけれども、あとからホットを感じられる本でした。

おそらく、「ネットビジネスの原理」との題名にしなかったのは、「Information Technology」、つまり情報、という部分の伝わり方や伝え方の進化、というところを強調したかったのかなぁ、なんて思いました。あれ?これ本の中に書いてありましたっけ。忘れちゃいました。まぁいいでしょう。
お師匠、本の出版おめでとうございます。これからもお師匠でいてください。
「ITビジネスの原理: 尾原 和啓」
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