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大学生インターンにとっても助けられてます。学生インターン採用と戦力化について


Fringe81では、昨年12月より一気に学生インターン(アルバイト)を採用してみました。
どのくらい一気にやったかと申しますと、今年1月時点で3人だったのが、半年くらいたって、今では13人になっています。
インターンを入れると社内の平均年齢は一気に下がり、なんと脅威の26才。若い!
結論としては、「学生インターンに来てもらってほんとによかった!助かってる!」です。他のベンチャーのみなさまも、学生インターンを採用しよう、そして気持よく働いてもらおう、と考えているかな、と思い備忘録がてら書いてみます。

数が増えてきたので覚えられるように社内掲示板に写真を貼りました。

■学生インターンに何をしてもらっているのか?

Fringe81では、アドテクノロジーの開発およびDSPやアドネットワークのトレーディングデスクを事業としてやっています。

  • 事業系インターンは、主に上記のレポート作成や広告運用
  • 技術系インターンは、ちょっとした社内ツールなどの開発、および開発したソフトウェアのテスト、テクニカルサポート

をやってもらっています。インターンを積極採用してから6ヶ月ですが、非常にモチベーション高く、超イケてます。レポートひとつとっても、できるようになった、楽しい!というのは社員にとってもすごく刺激になりますよね。

■学生インターンをどうやって集めたのか?

8割くらいの大学生は、ジョブシェアで採用しました。まず複数の社員にジョブシェア会員になってもらって、その後ソーシャルメディア上で拡散。ほんとに来るかな?と思いましたが、いきなり応募あったのでよかった。

■学生インターンを戦力化する仕組みについて

戦力化、と書くとなんかアレな感じがしますが、うまい言葉が思い浮かばなかったので。学生インターンって、ともすれば雑用係風になりがちじゃないでしょうか。あくまで「お客さん」な感じで。Fringe81も最初はそんな感じで、あんまりうまく回ってないなぁ、という状況でした。それが今では激変した。いくつか仕組みを入れたのがよかったんだと思います。
1.女性社員のお母さん的マネジメント
今、大学生は女性社員がマネジメントしています。マネージャはもうほとんど見てないんじゃないかな。これが良かったです。やはり教え、そして頼られ、という相互のポジティブ・フィードバックは、女性社員にも良い影響を与えました。
2.普通の社員と同じ人事評価をする
Fringe81では3ヶ月に1回、目標設定をして人事評価をやっています。定量評価と定性評価がありますが、結構時間かけて、上司と部下がより伸びていくためにコミュニケーションしていくわけですね。そうすると目標ができます。目標ができると、例えうまくいかなくっても、どうやったら到達できるか考えられるようになります。これを全ての学生に対してやりました。普通の社員と何ら変わることなく、評価をすると、みるみるうちにみんな自分の目標を見つけていきました。
3.インターンリーダー制度
半年以上インターンをやってもらっていると、かなり運用も高度なものをやってもらいますし、エクセルスキルも人に教えられるレベルになります。そういったレベルに達したイケてるメンバーには、時給もアップして、リーダーとして今度は作業だけではなく、他の大学生をマネジメントする、マネジメント業務もやってもらいます。そうすると、ますますスキルアップしていくし、やる気も出るようです。
4.毎日フィードバック
下は社内のコミュニケーションツール、「Yammer」のインターン日報です。カジュアルにその日の事を書いてもらって、社員やインターン同士で高め合っていってます。いいですよねぇ、これ。毎日見てて微笑ましいです。
インターン日報
 
■学生インターンやっててうれしかったこと
私も、昔は大学で平家物語を専攻していたのですが、その昔、松山太河さんに発見していただいてチャンスをもらったので今があると思っています。まさか、平家物語専攻の人がアドテクノロジーの会社の社長になっているなんて誰が創造したでしょうか。人間チャンスをもらえれば成長できる。今度は、僕がそのチャンスを、ちょっとでも与えられればいいなぁと思っています。
こないだ、大学生のインターンの「チーム名」を決めてもらいました。その昔私が大学生だった時のチーム名は「e2nd」でした。ネット第二世代だったから、というので磯崎さんか西川さんか西野さんが決めた記憶がかすかにあります。で、当社のインターンチーム名は「sgi」となりました。「すごくがんばるインターン」の略らしいんですが、あのシリコンバレーの伝説の企業、シリコングラフィックスと同じ名前とはいいセンスしてるわ!
あと、こないだインターンのT口君に呼び止められました。「僕、Fringe81のインターンでほんとによかったです!ありがとうございます!」って言われました。お前ほんとねぇ、こっちがありがとうだよ。お父さん涙が出ちゃうよ。
もう一つうれしかったのは、エンジニアインターンのK保田君(他のネット企業内定者)が、「今はエンジニアスキル無いですけど、ここで修行して同期を見返してやりますよ!」と。おうおう、がんばれよ、将来スーパーエンジニアになれよ!って思った。
将来、今のインターン、そしてこれからのインターンが成長して、社員になってくれたり、イケてる起業家になったりしてくれたらいいなぁ、とほんと思います。僕に「あいつは俺が育てた」的なタニマチ風な事を言わせてくれw
大学生インターンはお客さんじゃないです。同志です。当社としても、成長できる環境をもっと用意して、「劇的な成長」をしてもらいたいなぁと思ってます。人は変わるし、変わる姿を見るのはとても楽しいです。
大学生インターンはまだ募集してますので、ご興味ある方はこちらまでご応募ください~。
 


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