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「ザ・プラットフォーム」書評と尾原さん


さて、Fringe81の謎の執行役員の尾原さんが本「ザ・プラットフォーム」を出したということで、おめでとうございます。

読み終わりましたので、書評をば。前著「ITビジネスの原理」でも思いましたが、尾原さんの文章って底抜けに明るいんですよね。インターネットやプラットフォームがもたらす明るい未来を信じきってる。これはなんていうんでしょう、「インターネット教」みたいなもんなんですよね。かつてインターネットが出てきた時に、もっと明るいふわっとした未来が見えてた気がするんですよ。一種ユートピア的な。現実には、そうでない部分もいっぱい出てきてしまったわけで。
インターネット教、それに当てられた青年がそのまま大人になっちゃった的な本だと思います。私もその1人ですが。今でも、インターネットが大好きで、インターネットは未来を創り、世界を変えるインフラだ、と明るく信じてます。例え負の側面があったとしても、見知らぬ人同士が繋がり、エンパワーメントされ、様々なプラットフォームの栄枯盛衰はあれど、まだまだ新しいサービスが次々と出てくる。あきないですよね。
「インターネット」なんてもはや当たり前になったんだからつまらん。こういう声も聞きます。だけどそれでも基板であるCPUやハードディスク等のコストが下がり続けることで、人間のアイデアをどんどん現実に形作りやすくなっていることは事実だと思うんです。私はこの本を読んで、「やっぱりインターネット、まだまだいけるぞ」と改めて思い直しました。
って書評書いていたんですけど、だめですね。なんかこう褒めるのって苦手です。
ちょっとツッコミを入れますと私がこの本で一番気になったのは裏表紙のこの写真。超幸せそう。なんか好々爺っすね。
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尾原さんがFringe81にやってきて、4ヶ月。なんだか速いなぁ。その間、Fringe81は劇的に変わっちゃいました。なんでしょうね、雰囲気が変わった。事業展開のスピードも変わった。でも一番いいのはやっぱり底抜けに明るいところで、役員陣が底抜けに明るくなるのはいいですね。
よく言われるんです、「執行役員がインドネシアとかやりづらくないですか」「尾原さんをどうやって管理してるんですか」と。
業務を執行する人である、執行役員がインドネシアにいるっていうのは、工夫しだいでなんとでもなります。特によかったのは移動可能なロボで、勝手に動きまわってます。見た目はアレですけどこれはリモートワーク全く大丈夫ですね。もはや5年くらいしたら、Fringe81では世界中に自由に働く場所を作って、20台くらいロボ出勤してることになってそうです。
尾原さんを管理、ですか?管理なんてできるわけないですw 自由人ですもん。尾原さんがFringe81に来るよ、って役員陣に最初に言った時に、「尾原さんのミッションはどうするんですか?」って聞かれたんですよ。「そんなもんねーよ!」って僕は答えました。「だって一緒に働きたいでしょ?尾原さんだったら勝手にイケてる事やってくれるからいいんだよ」と。はい。ほんとに自由に勝手にやっていただいているんで、ちょっと大変ですが、それに余りあるものを与えていただいているなと思ってます。
普段はインドネシアにいるのに私の机半分占拠されてたりとか、買ったものをどんどんオフィスに送るのでAmazonの箱だらけになっていったりとか、ドンドン人を紹介していただくのはいいんですけど、私がアポ調整していたりとか、商談投げっぱなしジャーマンっぷりがすごかったりとか、朝突然ロボが起動してびびるとか、言ったこと忘れてたり物忘れが激しかったりとか(今日もiPhone無くしてた)
色々あるんですけど、やっぱり尾原さん最高っす。はい。てなわけで出版おめでとうございます。
 


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