なぜFringe81は鎌倉にオフィスをつくったのか。
田中です。
最近体調を崩しておりますが、動けるようにはなってきました。
今日は、最近鎌倉にオフィスを作った話を書こうと思います。
Fringe81は、「世にも奇妙な、ユニークな会社」になっていくために真剣に取り組んでいます。なにせ役員の尾原さんがロボでリモート出勤くらいする会社ですから、もともと変わっているのですが。
なぜ私が今、こういう意識かというと、Fringe81は108名を超えて、だんだん成長もして大きくなって、文化が失われて普通の会社になっていくのが怖いからです。ベンチャーで成長してくると、やれ広いオフィスだ、やれ資金調達だ、やれ今月は何人入ってきたぞ、とやっていると、いつのまにやらトコトン、ユニークであった会社の文化は失われていくものです。私はそれを何よりいやだなぁ、と思ってます。ではどうすればいいのか?というと、もうこれは社長の頭のネジが飛んだくらいの実行をやる必要があります。
もともと鎌倉は好きだったんです。都心から近く、歴史もあり、海もある。私は北海道育ちですから、そういう歴史やビーチっぽいのにちょっと憧れがあったんですよ。まぁ特にビーチは似合わないんですけどね、私には。
でも、Fringe81は、今後3年で、世界中どこにいたって働ける会社にしていきたいし、よりクリエイティブな発想や自由なスタイルで働ける会社にしていきたいんです。事業も、オフィスも、「人類の才能が最高に開花発揮できる舞台」を作っていきたい。なぜ特定のオフィスに毎日通わなければいけないのか。なぜ毎日同じ時間に同じ場所にいなければいけないのか。そういうワークスタイルでは無い、自由な会社があってもいいのではないだろうか。そこに投資をするちょっと一風変わった会社があってもいいのではないだろうか。本社オフィスの入り口を豪華にするより、普段働く環境に投資したい。オフィスの入り口よりもずっと投資は軽いんです。
どこにいたって、何時に出社したって、クリエイティブかつイノベーティブな結果が出ていれば、自由でいいのではないか、と考えています。
↓これはオフィスの目の前の海岸をみつめる執行役員の尾原の図です。夏は青が素敵です。
そこで、鎌倉が良かろうと思い、不動産を探しはじめました。でも、これがなかなか難しい。普通のオフィスビルだと東京と変わらないし、とはいえ一軒家は物件が少ない。不動産やさんいわく、鎌倉は一軒家が大人気なんだそうです。あと、オフィス利用で複数人利用だとあんまり受け入れてもらえなかったりします。
で、いつものやつなんですが、周りの知り合いに、「鎌倉でオフィス作りたいなぁ〜」「海岸のそばがいいなぁ〜」と事あるごとに言ってました。これがなんというか、言いにくいんですけど、大抵の場合
「言葉に出して言ったらなんとかなる神が降りてくる」
と私信じてまして、今回も、以前からオフィスでお世話になっている、赤坂さんがなんと、「鎌倉の海岸でカフェやってて3階あいてますよ」と言ってくれたんですね。いやはやなんともすごい偶然というか。やっぱり言ってみるものです。速攻で「貸してください!」とお願いしました。赤坂さんも海岸のオフィスでクリエイティブな仕事をする、それが新しいイノベーションにも繋がる、という趣旨、ワークスタイルにご賛同いただいて意気投合。うれしい。
オフィスの場所は材木座の海岸沿いにあるカフェの「HOA CAFE」の3階にあります。
↑写真のように8名分の会議スペースと、加えて4名座れるソファーがあります。素敵。毎日平日は朝から日没まで空いていますので、コード書いたり、企画会議したりできます。
1階のオープンテラスでは、海を眺めながらザザーっという波の音を聞きながら、作業したりできます。
ドーナツも食べ放題(社員のみですが)です。
鎌倉サテライトオフィスができました。毎日のように利用されるとうれしいな。「人類の才能を最高に開花発揮できる舞台」のオフィスのほうは第一弾ができました。海はやったので次は山でいきたいです。次は事業でも、このテーマに則った、広告事業ではないものをつくっていきます。
ユニークネスを保ち続ける、そこに投資を続けてイノベーションを起こし続ける、そんな会社になっていきたいです。
全業種、まだまだ募集しておりますのでドーナツに刺さった方はよろしければぜひご応募ください。