CEO Blog

恥ずかしい事は公開できる会社に


先日、ツイッターユーザーの方から、当社のプライバシーポリシーについてお問い合わせがありました。
当社のクッキーオプトアウトの記載が古く、わかりづらい、というものでした。
そこで確認するしてみると、ネット広告の事業者としては大変お恥ずかしながら、すでに撤退した事業について記載があったり、オプトアウトの箇所がわかりづらくなっていました。(漏洩などは一切ありません)
原因ははっきりしていて、情報セキュリティの最終責任者は私田中であります。プライバシーポリシーの更新の実行をする責任者が、CTOの役割なのか、経営管理部長の役割なのか、ウェブマスターなのか、広告事業の責任者なのかが、はっきりしていませんでした。
全員野球型の「誰かが拾う」マネジメントをベンチャーらしくしていましたが、全員でお見合いをしてしまいました。ベンチャー型のマネジメントはいいところが多いですが、社員数も250名となり、ここが限界であったのだと思います。
そこで社長としてやったのは、急遽タスクチームを組成し、即日でプライバシーポリシーを更新しました。更新が完了した後に、マネージャ陣にこんなメッセージを送りました。

こういった事象が起きた時に、「お前何やってんだよ!」と責めることは誰でもできます。
が、こういった事象が起きた時にこそ、改めて自分たちのやり方を真摯に反省し、改善したいと思います。
この事象をブログで公開するのも、私が率先して恥ずかしいことを先に言うことで、会社を良くしていきたいからです。
そこで、私の恥ずかしい話をしようと思います。
当社の社食は、一食500円で食べられます。(会社から300円の補助が出ます)その都度、スマホで課金するのです。でも、総務のHさんからこないだ、「ゆづるさん社食課金してませんよ、ちゃんと払ってください」と言われたんです。
その時は、「えー!!払ったと思っていたのに!」でした。私は、Fringeのマネジメントチームの中では、最も常識人な方だと思いますので、普段はちゃんと払っているんですよ。
一方で、その日を思い出してみると、めちゃくちゃバタバタしていまして、まさにかっこんで社食を食べたのでした。「後でやろう」と思って忘れる、典型的なダメな人です。
こういう、「悪気はなかったがうっかり忘れてしまうこと」ってあると思うんですよ。たちの悪い事に、指摘されるまで本人は悪いことをしたつもりもありません。一方、総務の人や、社食当番の人は、イライラしたり、嫌な気分になりますよね
これをなんとかしたいと思います。こういった負の連鎖を解決するには、どうしたらいいのでしょうか。
そうです。「恥ずかしいことがあったら公開する」です。
私は、12月11日、会社のお金を使って、タダ飯を食べた社長です!本当にすいませんでした!
(ちゃんとお金は後で払いました)
恥ずかしいことって、言い出せないと思うんですよ。我々はUniposをやっていますから、お互いの相互理解のための心理的ハードルを下げる努力は、それなりにやっています。
一方で、恥ずかしいことや、やらかしてしまったことって、かっこ悪いですからね。公開しにくいです。
でも、公開しようよ。心開いてみようよ。
そして、公開した人、心開いた人に対して、「あんた偉いよ!」という称賛を与えたいな。(私の社食事件はは称賛しなくていいです)
社員も、250人になってくると、ゴミ捨てが荒くなってしまったり、分別されてなかったり、といったことが起こります。冷蔵庫の中身も、賞味期限が過ぎてしまっているものがあったり、します。
もちろん、そういった事に対して、「よくない!」と声をあげてくれる人は素晴らしいと思います。ですが、「意図せず恥ずかしいことをしてしまった」というケースも、多くあると思うのです。たまたま、忙しかった、もしくは、たまたま、最近会社に入ったばかりで、なれていなかった、とかね。
なので、そういった「恥ずかしい事」が起きたら、「率先して発見し」つつ、「それゴメン俺・私がやらかしちゃった!テヘ!」って公開して、言いませんか。そして、その公開しれくれた勇気に対し、大いに称賛しようじゃありませんか。
そういう、良いことも、嫌なことも、称賛する、称賛文化のある会社に、改めてしていこうと思いました。


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