パクリ問題の整理について
パクリ問題について、思っている事を整理しました。
(なお、こちらは何か誰かとコンセンサスをとった意見ではありません事を最初に申し上げておきます)
まず私の基本スタンスですが、自由な競争はあってしかるべし、だと思っています。競争が無いと市場自体が活性化しないですからね。
一方で、パクリにもレベルがあるのではないかと思います。
- A.はインスパイアのレベルで、商談をした、HPが似ている、ビジネスモデルが似ているもの。
- B.はグレーのレベルで、NDA締結、一部そっくり、「機密」記載情報を見た、というレベル
- C.は悪意のあるパクリレベル
ABまで自由競争と考えるのか、Bは自由競争と考えないのか、で意見が全く異なるかなと思います。また、倫理観の問題でもあります。私としてはBはかっこ悪いながらも、自由競争と言えなくもない、と思います。どこまでを倫理観として許すのか、許さないのか、は一層の議論の余地があるのではないかなと思っています。
自由競争をどこまでだと認識するか、倫理観をどこまで許容するか、のスタンスの違いが様々な意見を生んでいるのかなと。
我々は、Cのレベルでそういった行為をされた経験もあります。利用規約に明確に知的財産を侵害しないでください、不正競争防止法違反をしないでください、契約終了後もこちらは継続されます。と記載があります。こちらの規約を同意したお客様に、こういった行為をされた事がありました。我々はお客様を信じてUIUXやオンボーディング資料もお渡ししているのですが、そういったノウハウも活用されてサービスをされると、これはつらいものがあります。さすがにこの時は、「これは無いな」と思いました。
ただいずれにせよ、起業家の心としては、総じて「むかつく」とは思います。。。笑 人生かけてますからね。
私は、最も熱量を持った人、ペインを解決する人が、最後は残るといいなと思います。