Fringe81:2020年3月期 第3四半期決算について
さきほど、2020年3月期 第2四半期決算の開示を行いました。
決算説明資料をもとに、補足していきますね。
Uniposの解約率は、前四半期の0.6%から0.7%とごくわずかながら上がりましたが、いぜんとしてかなり低い数値になっています。規模が拡大するとそれなりに解約率は高まっていくと思われますが、現時点では、いったんご利用いただいたお客様には、高い満足をいただいています。
社員アカウント数は、大型受注があった場合には、第2四半期のように一気に伸びますが、第3四半期は、他の期のペースと同等となりました。受注社数も順調に増加しています。
今期より、マーケティング活動を積極化し、特に大企業の導入を進めています。まず大企業の一部署に導入した後、導入アカウント数を次第に増やす、という作戦です。したがって、大手企業の受注と、アカウント数の増加にはタイムラグが発生します。
従業員1000名以上の企業が、前年第3四半期末には23社でしたが、マーケティング活動により、44社まで増加しています。今後は、これらの受注済みのお客様で結果を出し、大手企業のアカウント数を増加させていきます。
先日プレスリリースした、SDGsプランについてです。企業と、働く人と、社会の接続性を高めることができると考えています。企業にとっては、ピアボーナス原資を、人件費や福利厚生費だけではなく、CSR予算などでも適応可能となりますので、導入ハードルがぐっと下げられると考えています。
こちらは初めて開示する内容です。Fringe81は、広告代理事業(売上が大きく限界利益率が低い)、メディアグロース事業およびUnipos事業(限界利益率が高い)事業が組み合わさって構成されています。特にUnipos事業が急速に成長する中、現状の収益認識基準における売上高と、限界利益の増加は連動しなくなってきています。こちらは今後の開示上の課題だと考えています。
広告事業、特にメディアグロース事業が伸びたことにより、限界利益は、過去最高となりました。
販管費は、Uniposのマーケティング費用の山を第3四半期に設定したことにより、大幅に増加しています。第2四半期、第3四半期で判明した効率の悪い投資に関しては、今後は最適化していきます。
Fringe81は、広告事業・Unipos事業ともに、前期よりも成長しています。今後も成長のためがんばってまいります。