世に問うベンチャーランキング
僕が一年間で一番社内で言っている言葉は「世に問う」かもしれません。
ベンチャーは、挑戦者です。世の中的には、「ちょっと無理かも」と言われるようなことも、
「世の中あっといわせたい」という欲望が起業家にはものすごくあるのでやってしまう。
我々がかつて日本であまり普及しなかった第三者配信エンジンを開発しよう、もしくはクリエイティブオプティマイズのiogousを作ろう、としたのも、あっと言わせたいという欲望が強くあったからです。
僕の中での世に問うベンチャーランキングがあるので発表します。
ベンチャー界隈の一部の方には懐かしいネタです。。。
1位:ナップスター
ファイル共有ソフトの草分け、ナップスター(wikipedia)。これ出てきたときはほんとびっくり仰天。匿名でのファイル共有/交換なんて、まー、アナーキーですよねぇ。。Napsterだしたショーン・ファニングはしてやったりという気持ちだったんだろうなぁ。
今は一般的ですが、当時分散コンピューティングなんかが熱い時代で、それをネットサービスでやるとこうやるのか!!って衝撃。
2位:シックスディグリーズ
いやはや、まだサイトありました!懐かしい!
sixdegreesは、「友達の友達をつなげていったら世界中みんな繋がる」友達をつなげていって「ビッグクラウドに到達しよう!ってサイトでした。
それ何?つまり、SNSです。97年に登場したのが早すぎたのかなぁ。
でも登場したときはドンドン友達を招待して繋げていって、、、とても楽しかった。人と人が繋がって、コミュニケーションが生まれて、、インターネットって楽しいなぁと思ったなぁ。
3位:bizseekの探し物ハンター
僕が大好きだったeasyseekという中古品の逆オークションサイトの1機能です。
この機能は、「あの小さい時に読んだこんな感じの本だったんだけどタイトルが思い出せない!」と投稿すると、
ハンターたち(ユーザー)が「この本じゃない?」と教えてくれる機能です。これがすごかった。超曖昧な質問でも答えてくれるし、ユーザーが「これですこれです!」って感謝しているのがすごかった。
記憶では、ランクがあると「超ド級ハンター」になれるのですが、超ド級ハンターになるにはものすごく大変なのに、あっという間に生まれてしまって、えー!!となった記憶があります。小澤さん記憶違いだったらすいません。今でも、「これぞネットのすばらしさ」を体現したサービスだと思います。だって2000年とかですよ?人力検索はてなも、知恵袋もなかった時ですよ?
4位:FreePC
99年に創業したFreePC。懐かしいですねぇ。。。
99年といえば僕が社会人になった年ですが、当時まだまだPCは高かった。。。
そんな時に、PCの下にずっと広告出していてくれるんだったら「PCはタダであげちゃう」というサービス。いやー、、これはおったまげました。PCがここまで安くなった今は考えられませんけど。このサービス、伝説のインキュベーション会社、idealab!が運営してたんです。そう思うと、当時は無料ISPのネットゼロとか、無料で配って広告で稼ぐ、そういうサービスが多かった。
えー、ものすごく長文になってしまいましたが、
オチは私田中はネットビジネスを愛してやまないってことです!
ゆ